テキストファイルへの書き出し

Portfolioのカタログデータはテキストファイルに書き出すことができます。 また、どのフィールドを書き出し、どのフィールドを省くかを指定することもできます。 表示されているギャラリーウインドウ内で選択されたアイテムのデータだけが書き出されます。

カタログのフィールドをテキストとして書き出すには

  1. ギャラリーウインドウで、テキストデータとして書き出すアイテムを選択します。

    カタログ全体を選択するには、「カタログ」メニューから「すべて表示」を選択、またはcommand+「,」(Macintosh)かCtrl+「,」(Windows)を押します。次に、「編集」メニューから「すべて選択」を選択、またはcommand+A(Macintosh)かCtrl+A(Windows)を押します。

  2. 「ファイル」メニューの「書き出し」から「テキストファイル...」を選択、 またはcommand+option+T(Macintosh)かCtrl+Shift+T(Windows)を押します。

  3. カタログのフィールドリストの左端をクリックして、書き出し/スキップを切り替えます。チェックマークが付いたアイテムが書き出されます。

Macintosh: チェックマークの部分をクリックしたままドラッグすることによって、複数のチェックマークを一度に追加または削除することができます。

  1. 「書き出し...」をクリックします。

  2. ファイル名と保存場所を入力して、「OK」をクリックします。

    レコードの書き出しが開始され、進行状況バーが表示されます。 書き出しが完了すると、選択した各アイテムのレコード情報を含むタブ区切りのテキストファイルが作成されます。 このファイルでは、レコード内の各フィールドがタブで区切られ、各レコードは改行コードで区切られています。

 

テキストファイルへの書き出しに関する技術メモ

書き出されたテキストファイルでは、各フィールドがタブで区切られ、各レコードが復帰文字で区切られているため、フィールド内でタブや復帰文字を使用すると、テキストファイルの書式が壊れてしまいます。

PortfolioはASCII標準に準拠してASCII 11を垂直タブ文字として認識します。 この文字は、説明フィールドのようなテキストブロックなど、フィールド内の改行に使用されます。 また、ASCII 29をグループ区切り文字として認識します。 この文字は、キーワードファイルなどの複数値フィールド内の値の区切りに使用されます。 複数行または複数値フィールドをサポートするほかのデータベースの中にも、ファイルメーカーProのようにこの標準をサポートするものがあります。